#6 指揮者紹介① ~高橋昂暉~
こんにちは。副代表の本田です。
今回は学生ウインドブログ恒例の、指揮者紹介です!!
記念すべきトップバッターは長岡高専の高橋昂暉(たかはしこうき)さんです。どうぞ!
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皆さん初めまして!!
長岡工業高等専門学校機械工学科三年の髙橋昂暉です。
よく大学生と間違えられますが僕は高校三年生なので皆さんお間違えの無いようお願いいたします。まぁ、高専というウインドのなかで1つだけ高校生から参加できる学校と、この見た目が相まってどうしても皆さんに勘違いされてしまいます。見た目が老けているという意味にとらえられなくもないのでたまに心にきています(笑)
ウインドで指揮を振るってことは吹奏楽経験も指揮経験も長いのでは??と思われるかもしれませんが、全くそんなことありません!
吹奏楽を始めたのが高専に入学してから、そして指揮者は今年度の9月から始めました。
高専に入る前は、小学校で水泳、中学では部活で陸上をし、習い事で合気道をしていました。
唯一、中学三年生の合唱コンクールで指揮を振ったぐらいでそれまで音楽経験は何一つありませんでした。
高専入学して半年は楽譜を読むことすらままならず、吹けるとこだけ吹くぞ!!という状態で、しかも吹けない部分の方が圧倒的に多いので特等席で演奏聴いているみたいな状態が半年~一年は続きました。
これだけ聴くと練習していないように聴こえてしまいますが全くそんなことはありません。
関東甲信越の高専生文化部が集まる文化発表会が毎年9月ごろにあるのですが、二年前の文化発表会で僕は初めてアンサンブルをしました。
それまでに合奏とか経験してきましたが上記のような状態で人に任せっきりだったので自分が絶対に吹かなければ曲が成立しないという場面に初めて遭遇しました。練習の最終段階では上手に吹くことができたいたのですが、いざ本番となるとめちゃくちゃ緊張してしまい、リードミスの連発、大事な部分が吹けない、などの不甲斐ない状況に陥ってしまいました。そこで僕は、「合奏もできない、アンサンブルもできない、こんなに悔しいことはない」と心の底から思いました。そこから今まで以上に努力するようになりました。
高専の自分にとって初めての学祭がその後あったのですが、合奏に参加する力は自分にないと悟り、しばらくは合奏に参加せず、基礎練習、できない部分の反復練習をずっとやっていました。もちろん、部室は合奏で使っているので10月の寒い外でクラリネットを温めながら手をしもやけで真っ赤にしながら練習していました(笑)
なんやかんやでこの努力を今まで続け、二年生の頃にソロをもらったり、大事なフレーズを任されたりと皆に必要とされるようになっていきました。嬉しい限りです!
最後になぜ指揮者に立候補したかを簡潔に話させていただきます。
それは、「自分の人生の中でできることはすべてしよう」という僕のポリシーがあったからです。挑戦しようと思ったらとことん最後まで追求するので指揮者も全力で頑張っていきたいと思います!
二年ぶり開幕されるウインドに今できる自分の全てをつぎ込むので応援していただけると嬉しい限りです。そしてぜひ、聴きに来てください!皆さんの来場お待ちしています!
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高専から音楽を始めたということで...すごいですね!指揮者に立候補してくれただけあって、彼は人一倍音楽への熱意を持っているように感じます。
高橋さんには1部の「天国の島」の指揮を担当して頂きます。本番を是非お楽しみに!
♪本番まであと112日
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☆お知らせ☆
23回学生ウインドでは参加者を募集しています!
大学(大学院含む)・高等専門学校(高専)・専門学校に在籍する新潟県内の吹奏楽を愛する学生であればどなたでも参加することができます。このホームページの「参加したい方へ」のページから、お気軽にお問い合わせください!(既に学校代表の決まっている学校の方は、学校代表の方を通じてお問い合わせください。)
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第23回新潟県学生ウインドアンサンブル演奏会
2021年3月6日(土) 長岡リリックホール
入場無料